受験戦争という言葉があるように、受験は生徒にとって競争にさらされ、プレッシャーの中で過ごす大変な体験になります。中・高・大学の教育システムでは、国公立で通しても少なくとも二回、私立オンリーで考えると三回の進学競争に立ち向かわなければなりません。特に高校から大学への進学が大きな壁となり、親を巻き込んでの進学対策が繰り広げられます。
中学を卒業して高校へ入学するとクラス分けがあり、大学進学に影響するコース分けがなされます。理系か文系かとか、私立か国公立なのかなどの選択をする必要迫られます。当初は文・理を両にらみで進め、二年次からははっきりと進学コースを決めるのが一般的です。このコース設定が今後の自分の進む方向を決めることになるだけに、その時、時代の風潮に流されないように気を付けなければなりません。例えばネット産業や機械工業が全盛だからと言って、自分の不得意な理工系に挑戦するのは、後で後悔するもとになります。少なくとも自分の興味のある分野や、強い教科を生かした勉強をするべきです。
学校での勉学に加えて塾での勉強も、受験には大きな効果をもたらします。塾は進路別、学力別に進学指導し、目指す大学への受験をサポートしてくれます。出題の傾向や過去の出題問題など、個別の大学の入試対策をほどこしていますので、受験対策には有効です。